マクドナルドの早さとは善か悪か

創業以来のこだわり
聞こえのいい言葉だが、そのこだわりが長きに亘り存続される事が、かえって大きな歪みを生じさせる事がある。

マクドナルドという企業の創業以来変わらないものとは、偏に「早さ」だ。
90秒でハンバーガーを提供するというルールがあり、生産性におけるタイム(時間)へのこだわりは特徴的で、他の飲食とは大きく方針が異なる。

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なにかに取り憑かれたかのような早さへのこだわりはプロモにも現れた

そもそも、どうしてそこまで早さにこだわるのか。
それは、創業者の体験に由来する。

映画「ファウンダー」の一幕にそれはある。世界のマクドナルドの生みの親であるレイクロック氏は、鳴かず飛ばずの売れないシェイクマシーンの営業マンだった。営業先はファーストフード店だから、多くの店先を廻り、断られ、もちろん食事もそこでしたり、テイクアウトで移動中の車でしたりするのだった。
そこで彼が目の当たりにしたのは、ファーストフードの提供する早さが、あまりにも遅いという現実。その「着目点」は、「スピーディー」として「マクドナルドビジネス」を確立するまでに至る。早さとは同社の成長を支えてきた三本柱のひとつと言っても過言ではない。その後日本にそのビジネスモデルが輸入され、様々な戦略過程を経て、ラーメン屋のような「早い・安い・美味い」のハンバーガーレストランとして確たる地位を構築した。

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徹底した早さの追求はマクドナルドビジネスの根幹でもあるが

マクドナルドとは、過去に大きな経営の分岐点として、生産方式の切り替えを行なった事がある。「ダイレクトオペレーション」と呼ばれた方式は、創業当初から変わらないもので、大量生産してある程度の在庫時間が過ぎると廃棄するという、まさに提供時間を極限に短縮した方式で、長くこの方式が運用され、庶民には「マクドナルド=早い」というイメージを刷り込んだものである。
それが「メイドフォーユー」(MFY)という「受注生産方式」に変わった。早さは良しとしても、大量廃棄が時流に合っていないという事と、メニューの増大に方式が追いつかなくなってきたからだ。MFY自体は今でも日本のマクドナルドの中心的な方式で、導入以来ほとんど姿形を変えていない。

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MFYとはマクドナルドの歴史の中では大革新だ

早さとは一体誰のために。

本来、レイクロックが思う「早さ」の恩恵とは、誰が甘受できるものなのかと考えた時に、それはもちろん顧客優位な発想によるものだったと思う。しかし、今現在の早さとは、顧客優位のものではなく「会社優位」にあるように感じるのだ。

そこそこのGC(来客数)であれば、簡素な早さを軸として考案されたハンバーガーを、無理なく90秒で提供できるし、それに客は喜んでくれた。しかし、それは半世紀以上昔の話だ。今はどうだろう。昔とは違い、商品数も増え、生産方式も変わり、そして何より時流が勝り、飲食業界のトレンドも変化した。マクドナルドはその中で進化したのかといえば、それはどちらかといえば「現状維持」を繰り返しながら、今に至っている。
ここで重要な点は「顧客優位か」という点だ。顧客のニーズは、ハンバーガーチェーン業界全体として言える事だが、タイムを意識しすぎた企業は他には無い。そして生産方式に合わせた「焼きやすい薄さのハンバーグ」といった扱いやすさが勝る食材しかない企業もまた、マクドナルド以外に存在しないのである。それは、これだけ豊かな社会で、顧客の本物志向が当たり前にある現代で時代に逆行しているし、値上げばかりして、商品の変化が止まったものを、独り善がりで売ることにつながる。
例えば改悪の一つに「シュレッドレタス」というものがある。誰でも一度は食べた事があろうビッグマックにも採用されている。文字通り短冊状に切られたレタスは、思いっきり頬張ると、バラバラと下に落ちる。食べにくい上にこんなレタスを採用しているファーストフードを他に私は知らない。こういうところに「早さゆえ」なところが散見し、またその「常識」を疑わない。千切りにしたレタスで客が喜ぶはずがない。

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あるときからレタスが千切りに切り替わった

今は断るほどのGCがある。しかし早さへの手綱を緩めない。1秒でも早く客に商品を引き渡す為のスピーディー。ピークタイムの店内は「活気」を通り越し「朦朧」としたクルーの顔がある。待ちの列から離脱していく客を取り零さないように必死になっているのではないか。そしてその全体像を少し引いてみた時に、早さが足枷となり正当な進化ではなく、どこか奇形な進化を余儀無くされているのではないか?そう想起させられるのである。

そしてその「早さ」はどこにあるのか。

よほど空いていないと「90秒」で商品を手にする事が出来なくなってきている。私はそもそも早さなんて求めていない。どちらかというと早くなくてもいいから、じっくりコトコト煮込んだスープのように手間暇かけて丁寧に作って欲しい。その「急ぎ」が様々な問題を引き起こし、その度に顧客の信用を失っている。
私の知人がある店で、てりやきバーガーをテイクアウトで購入。さあ食べようかと思い個装を開けて驚いたという。なんとバンズ(パン)が入っていなかったそうだ。店に電話しても全然出ない。ようやく出たなと思ったら今から作り直して届けるという。それはそれで仕方ないのだが、知人は二度とその店を利用する事がなくなったそうだ。
取り揃え違いも店にいるとよく目にする。ドリンクの蓋を開けてカウンターに向かう客を見るたびに「あぁまたか」と思ってしまう。そして以前話題になった「悪い取り揃え」なども、早さ偏重が生んだ産物だ。

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急げば急ぐほど仕事は雑になる

そうでなくても早さのために考案された簡素なサンドイッチ。それを90秒で作るといいながら届けられない。クオリティが悪くアピアランスも悪い、それを取り揃えや入れ忘れで間違える、ドリンクは定量注げてない、ポテトは忙しすぎてホールディングタイムが怪しい冷めたものが提供される、諸々あるが、これらの諸悪の根源は今や「早さ」にあるとは思えないだろうか?
もはや早さはそこには無い。

そして顕在化する問題点はEOTFだ。
創業者精神の持込み、踏襲が最も噛み合わない未来型店舗体験。
もうそれは起こっている。たとえばテーブルデリバリー。早さを追求した割にはテーブルデリバリーのシステムは陳腐としか言いようがない。RFロケーターという無線で客が着席した場所を報せるというシステムを介しても、お運びするクルーは右往左往。日本マクドナルドのリファレンスである1号線池上店に先日コンテストでお邪魔したが、フロアを三周しても客が見つからない。そんなこんなで商品も冷める。気がつけばフロアは彷徨うクルーだらけではないか。
他の店ではこうだ。テーブルデリバリーが受注順で機能していない。後回しになった客が陳情している。そのそばで放置されたトレーがどんどん増えていく。
何が問題なのかといえば「早さ」なのである。生産能力が高く、どんどん作れるのだが、それを席に届ける側が対応しきれていない。放置しておけばどんどん鮮度が落ちるしせっかくHLZ(保温装置)で温めていたのに、お届け直前でもう冷めている。
EOTFで開始されたテーブルデリバリーも、海外のマクドナルド事情に照らして考えた時、そもそも海外では「早さ」へのこだわりをある程度捨てている。その最たるものがクリエイトユアテイスト(CYT)だろう。

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客は完全オーダーメードの商品を発注できる

キオスク装置で、食べたいサンドイッチの「トッピング」が可能で、全部のせだととても背高なサンドイッチになる。もちろんそれは90秒では作らない。調理時間がかかるからこそのテーブルデリバリーだったのだ。しかし日本では早さそのままにして、この方式を持ち込んでしまった。日々の現場の苦痛は計り知れない。

そして極め付けは2020年に本格稼働するであろうモバイルオーダーだ。
経営側は大いに喜んでいるが、これほど現場泣かせなものは無いだろう。先に示したようにテーブルデリバリーでさえ滅茶苦茶なのに、スマホで先に発注、支払いを済ませた客が店に押し寄せる。早さで鍛えられているとは言え、パンク寸前に生産能力を発揮しなければいけないし、テーブルデリバリー以前に「席番指定」方式になって座るところが無いという苦情が殺到することは火を見るよりも明らかだ。そしてその矢面に立たされるのは、おもてなしリーダー(GEL)だろう。

早さが悪だとは言わない。
しかし、早さとは今、そこまで求められているのだろうか。

マクドナルド従業員は「ハーフセールス」というものを自慢する事が多い。30分で幾ら儲けたかを示すものだが、それもどことなく「狂騒さ」を感じるものがある。もちろん商売だから繁盛するに越したことはない。しかし「ハーフ14万」とは確かに凄い戦績ではあるが、クオリティは?間違えは?おもてなしは?そして何より、客は満足しているのか?自己満になってはいないか?

どうしても早さを捨てられない日本マクドナルド。
それは長きに亘る積み上げの結晶でもある。
しかし、それをこれからも維持し続けらるのか。
そしてその結果として、根幹にあるべき「顧客満足」に直結しているのか。

毎日店を利用する私だが、今着実に客が減っている事に気付いている。なぜ何回やってもそうなるのかを探らねばならない。早さとは、独り善がりではないか。

これだから店長が育たない

私は過日、グランドオープン(G.O)した店に行ってきた。
その時のことを今日は書こうと思う。

ちなみに私はマクドナルドの社員でもないし、クルーでもない。だからお金を払い、着席して食事をし、下げ膳して帰る、ただの客人だ。多くの人々と出会うから一応ホリデーであったとしてもビジネスカジュアルで伺うが、名刺交換したりする立場ではない。だからこそ、あくまで「客」としての目線で、マクドナルドの色眼鏡ではない視点での話をしたい。
マクドナルドの常識が、社会の非常識と言われる所以がよくわかる。

朝7時。
新店オープン。わくわくした気持ちで入店…と言いたいところだが、ここから問題が始まる。
この画像を見て欲しい。

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これは店の正面入口の外観だ。
実はこの写真に写り込んでいる人は全て「関係者」だ。OC(オペレーションコンサルタント:スーパーバイザーのような存在)やら、その上司やら、近隣のフランチャイズ加盟店のオーナー、こういう関係者が入口付近に屯し、客には尻を向けて必死にペコペコして名刺交換をしている。
もし私がこの店の店長なら、新しい店を訪ねてきてくれる客のためにも、こういう邪魔くさい関係者の集団に対して移動してもらうとかの配慮をするだろう。
こういう場面からも分かるが、マクドナルドの客とは、食事にやってくる人ではなく、フランチャイズビジネスでロイヤリティーを払ってくれる加盟店なんだなぁと熟々実感してしまう。それもそうだろう。マクドナルド社員がメシを食えるのは、全体の7割を占めるフランチャイズ加盟店に支えられているからだ。
こうやって「関係者同窓会」のような異様な雰囲気の中、客が置き去りになった新店オープンが始まった。

目新しい店内を撮影し、SNSに投稿しようと思っていたところ、あるスーツの男から声をかけられた。

「今ここを撮影されていましたが撮影はご遠慮願いたい」

お尻でいらっしゃいませの次は何かと思ったら、スマホで私人が撮影する行為を禁じるというお小言だ。
しかしちょっと待って欲しい。周囲を見渡すと、店内を撮影している関係者と思しき面々、客人の姿がほかにもあるが、ここまで客を警戒する真意とは何なのだろうかと思ってしまう。仮にも、新店の情報がSNSに拡がり、そういう口コミでの宣伝効果などは期待していないのかな?と思ってしまうし、このように「余計な一言」で、それがSNSにアップされることが、どれだけマイナスなのかと考えたことが無いのだろうか。それとも、撮影されてはマズいものがそこにあるのだろうか?
そんなに撮影されたくないのなら、店の入口に「インスタ・ツイッターへの投稿は固くお断りします」とでも書いておけば宜しい。

極めつけはこれだ。
店舗体験で気になることがあり、OCをつかまえて意見陳述をした。内容はこうだ。

「テーブルデリバリーの札があるのにやってもらえないのか」
OC「お客様のニーズに合わせてやっております」
「ん?何も訊かれなかったけど?」
OC「ですからお客様のニーズに合わせています」

とまあ、イライラしたのか、雑な回答が繰り出す。
続けてこう訊いた。

「待ち時間がより長いマックカフェではテーブルデリバリーしないのですね」
OC「朝からトラブルが起きていたので今始めました」

なんかこう引っ掛かるというか、客の意見を傾聴したいという意志は疎か、客の毛を逆なでする独特の節回しで淡々と言い訳をする。私がOCだったなら、こう対応するが…

「何かお気づき、お困りの点はございましたか?」

まあいい。おそらくクレームの物言い程度に受け止め、軽く蹴散らそうとでも思っていたのだろう。事実マクドナルドはとんでもない苦情が入りやすい企業だから先入観はある意味仕方ない。
その後不穏な空気感を悟ったのか、そのOCは「一応」の拝聴スタイルで話を聴き取るスタイルにチェンジした。周りをキョロキョロしながらだったので、まともに人の話に集中しているようには思えなかった。

こういう不躾を感じるシーンは、AJCC(オールジャパンクルーコンテスト)でも散見する。特に関係者の団子状態、店の席を占有し、本来の客に迷惑を掛けるとか、そういう配慮に欠ける動作は何も進歩が無い。

ここで思う事がひとつある。
それは、こんな上司が、やれ店長とか、おもてなしリーダーとか、そういう人々を教育しているという事だ。接客業とは思えない失礼千万で、まともな店舗体験さえ創り出せない、ヘタするとバイトクルー以下のビジネスが、何を教えるというのだろうか。
確かにマクドナルドビジネスにおいて、サンドイッチの作り方とか、クレンリネスとか、全てがマニュアル化されてはいるものの、その「オペレーション」をコントロールする人たちの活躍は大きいし意味がある。しかし、偉そうに店でウロウロするくせに、数々の失礼によって客人を小馬鹿にした対応をするとは、ある種の営業妨害なのである。そんな連中が大事な大事な新店オープンの日にやってきて、客の満足度をわざわざ低下させて、物知り顔でいられる神経が私には解せない。

ここまで読んで、まだわからない勘の悪い社員にもう一度言いたい。
学生のバイトクルーよりも、OC含むビジネスの存在は、やればやるほど、口を開ければ開けるほどに、逆効果しか生んでいない。店内をフニャフニャ徘徊してオーナーもそう。他法人の店だったとしても、普遍的なマクドナルドのファンが来店し、お金を落としてくれる。そこに何の感情も見て取れない。そんなことだから、また経営が傾いてくるのだ。

現場にはネクタイこそ締めてくるが、そのネクタイを締め直して、目の前の大切な顧客としっかりと向き合う。そういう精神を忘れたときに、本当の凋落を味わうことになるだろう。

何が“Be Customer”だ。笑わせるな。

マクドナルドのバカッターから学ぶこと

宣誓。
マクドナルドが好きだから。
私は不本意な客を徹底的に貶します。

…という事なのだろうか?
下品で悪意に満ちたツイートをする事で悦びを感じているバカッターの数々をここに紹介しよう。
また本記事は当事者の名誉のために画像処理をさせてもらった。もっとも当事者がツイッターで公開的にしている事なので名誉が傷つけられるとは思わないが。

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「ハゲを中心に地球は回っているのか?(爆笑)
そうは思わないが、ハゲ発言は撤回してほしいものだ。
私はハゲではなくボウズであるし、仮にハゲだったとして、身体に関する批判は一人の人としてやるべきものではないだろう。
マクドナルドは客人に薄毛の者がやってくるとハゲと言うのだろうか。
まったくハゲ発言の豊田真由子元議員もビックリだ。
「変な宗教の教祖?()
何をもって教祖だとお感じになるのかは理解に苦しむところだが、仮にも宗教人だったとして、他人の信仰、宗派、それに準ずる点を批判する立場には無いだろうし、宗教の自由は日本国憲法で定められた国民の権利だという事は学校で習わなかったのだろうか。

客人(私)に対するマクドナルド従業員の意見がこれだ。
前回のこの記事にも書いているが、この者もマクドナルドの「マネージャー」のユニフォームを着用して、自身の身分を「あえて」明かしての物言いである。
こういうのを見聞すると、マクドナルドの人って顔で笑って、心の底ではこんな事をいつも考えて店先で客と向き合っているんだなと思ってしまう。
ハンバーガーショップの店長代理とはどれだけ偉いのだろうか。こうして社会を俯瞰した物言いができる事が驚きでしかない。

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「貴様はマクドナルドの従業員のお尻を見てるんだろ!」
という客人に対するマクドナルドクルーの発言。
ちなみにツイート内の「スター」とは職制を指し、赤い制服を着用したクルーの事だが、何故にスターのお尻に限定したのかは謎だ。
悪ノリが過ぎるが、こういう品性のカケラもないお子様には何を言っても仕方がない。
ちなみにこの者は、日々客人のツイートを逐一拾っては、スクリーンショットで本人に知られないよう画面引用で下品な言葉を駆使して貶すことで、己の言論に陶酔している。
正直、私はこのクルーに会った事も無ければ、店に行った事もない。つまり全く無接点なのだが、それでここまで他人批判できるのは、ある種の才能である。
現在、こういった「客への悪口」に従業員同士「反響し合う」というのがトレンドになりつつある。ツイートが寂しくて、結局他人批判をすれば反響があるところに楽しさを見出してしまうようだが、これは忌々しき事態だ。

私から言わせてもらえれば、マクドナルドの従業員が、部外者である者に対しこういう発言を平然としてしまうところに恥ずかしさを感じないのかということだ。自分はマクドナルドを代表してお気に召さない客人を皆(クルー)の代表として非難攻撃しているんだという気分なんだろうが、その使命感に燃える行為は、至極正常な感情の持ち主であれば、どれだけ歪み、常軌を逸しているかがわかるだろう。一部共感を得た仲間内からは褒め称えられるだろうが、そういう悪ふざけこそ、全国のクルーに迷惑をかけている事実、本質を理解できていない。
正直、仮に客が従業員の尻を見たからといって、何なんだろうと思うし、お尻を見ていたという勝手な妄想話で客人の信用を毀損するというのは、どこかこうサイコパスな印象を受ける。

この者は悪事がバレた瞬間にアカウントを削除(先のハイヒールのプロフ画像のアカウント)し、新たなアカウントを拵えて証拠隠滅を工作しているが、ツイッター社は過去のデーターも全て保存しているし、令状をとれば簡単に記録を取り寄せられる。それをもって、これから時間をかけてしっかりと求責していくことになるのだが、本人は「消せばバレない」程度にしか考えていないのだろう。

極め付けはこれ。

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あるマクドナルド元店長のアカウントと、先の者は繋がり、このような発言を公開している。
元店長については、ここで「名誉毀損」などと発言しているが、法律をしっかり解釈しているのだろうか。
因みに刑事告訴されるというならご自由になされば宜しい。刑事、検察官も馬鹿じゃない。事件になったとして、しっかりとした証拠調べをするし、この者たちの日々の発言、行為は全て「裏」をとられる。
そして事件は公開裁判でその証拠も明かされる。自分たちの事は調べられないと思ったら大きな間違いだ。

その「裏」について説明する。
こう常識人然としているが、実態には驚きを禁じ得ない。
実は私のフォロワーから、この元店長に関する「苦情」をいくつももらっている。
と言うより「この人大丈夫ですかね?」という確認だ。
ツイッターで苦情?と思われる方もいるだろうが、話を聞いてみると、なるほど納得がいく。

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これは私に届いた「元店長」からのツイッターへのフォローリクエストだ。
本人の名誉のためにここでは割愛するが、ある性格に恐怖を感じて、私は彼のツイッターをブロックしていた。
常識のある者なら、ブロックされたことを知っていたなら、あえてフォローリクエストはしないだろう。嫌われているのが目に見えている。
しかし元店長はそうではなかった。嫌われているのにフォローリクエストを、社会人なら忙しい朝の6時からしてくるという。
そして、私のもとに届く「苦情」とは、まさにそれだった。
※コリラックマさんについては「あえて」画像処理をしていないが、その理由はご想像にお任せする
「気持ち悪くてブロックしたらフォロリクが来るようになったので怖い」

一人二人の話なら、看過ごされるかもしれないが、かなりの数そういう問い合わせがあると、さすがに疑念を抱かざるを得ない。
その元店長のツイッターアカウントは、元々は過疎状態にあり、ほとんど機能していなかった。しかし、私のフォロワーとなり、その後ありとあらゆる私のアカウントをフォローした。そこで何をしていたかだいたいの察しはついている。
現在、元店長のフォローは数千件にまで膨らんだ。そしてそのほとんどが「マクドナルドクルー」であり、そのフォロー獲得のためにはブロックしていようが、お構い無しのアタックというのには、ある種特別な執拗さを禁じ得ない。
元店長については、現在違う商売を営んでいる。しかし、退職しても尚変わらないマクドナルドへの愛社精神か、何かこう狂騒的になっている印象を受ける。そしてそれが意味するものとは何だろうか。
私なら元従業員として過去に勤めていた会社の従業員のツイッターアカウントを執拗に探し、朝の6時から、しかもブロックされてる相手に対してフォローリクエストする事は、まず無い。
因みに、紹介した画像は全て、この者たちをマクドナルド関係者(或いは元関係者)として良く思わない方々からの情報提供である。即ち常識人然としているが、こういうところが社会通念上全く認められていないことを意味している。

元店長については他にも様々な情報が私の元に届いているが、そこはせめてもの慈悲心で割愛する。

マクドナルドという会社のいちばんの売りとは、「人」である。ピープルビジネスと言われるほど素晴らしい人材育成の風土があり、他の飲食には見つけることができない「いい顔」が揃い、それが同社を支える最大の武器だった。
今はどうだろうか。
マクドナルドという大きな樹の下にいると、世の中を俯瞰し、ここまで客を見下すようになるのだろうか。よく出るフレーズに「アンチ」とあるが、それがどこを指すのか私には分からない。まさか酷い品質の画像を見たときに、それが正しいと思い込んでいるのだろうか?
質を高める向上心の前に、意見する事に不快感を露わにし、揚げ足取りの言論に悦びを見出すという。
ピープルビジネスはとうとうここまで堕ちた。

そして先のケースの執拗かつ陰湿なバカッターの存在に、私のフォロワーが怖がってしまった。それでは本末転倒なので、私がツイッターを辞める事で事態の収拾を図った。

マクドナルド的な〇〇というひとつのアイコンは、今まで多くの従業員から愛されてきた。それは売り手側ではなかなか分からない事を聞けるからと、多くの方々に感想を頂戴している。マクドナルドでは感想や意見のことを「フィードバック」と言うが、多くの従業員は私の臨店にフィードバックを求め、商品、接遇、店作り、コンクールのヒントなどを貪欲に求めてくれる。
人間だから、中には本件のように「雑味」に感じるだけの者もいる。私だってネットを見るときには、情報の取捨選択はする。しかし問題は「見たくもないものをわざわざ見て難癖をつける」という精神だろう。それこそ「マクドナルドが嫌いなのに店に行き一挙手一投足に難癖をつける」というクレーマー然とした行為ではなかろうか。
バカッターとは、つまるところ他人批判でアンチ呼ばわりしているが、実は自身がアンチなのである。

今やどんな会社にも「SNSガイド」がある。
「会社の方針によるものか」
「良心によるものか」
「顧客が見たらどう思うか」
ことUSBメモリーやノートパソコンに機密文書を保存し、それを外出先に忘れてきたなどという、会社として「致命的」なトラブルを防ぐ事を重要視している背景もあるが、ことSNSについては、裏の顔として、その企業に属する会社員の「素性」を示すリスキーさを孕んでいる。
現職のクルー、元店長、そういう肩書を示すのは、つまりその企業の姿勢であると思われる事は間違いない。

  • 販売成績を漏らす
  • 店にクレームを言ってきた客を貶す
  • 客をスクショで貶す
  • 次の商品の情報を漏らす
  • デリバリー端末の画面を晒し客の自宅の住所を漏らし逆クレームを吐く
  • 店の仲間を顔写真入りで侮辱し晒す
  • 執拗にフォローリクエストをし恐怖感を与える

これらの行為が果たして「良心によるもの」と言えるのだろうか。

しかしこうも荒れてしまうマクドナルドクルーの言論については、私なりの解釈がある。
多くの企業が製作する「SNSガイド」だが、ただ「書き込み禁止」という言葉に帰結していない。その中身は「猿でもわかる」ようになっている。実例をもって、結果的にここまで大きな問題になるという点までマンガのように説明している。中にはイントラで動画を見てテストをする企業もある。
同社では、入職時に「SNSに関する規約書」にサインをさせるそうだが、それではおそらく「理解」できていないのかもしれない。
考えてみれば、バイトクルーは学生や未成年がほとんどだから、小難しい規約書の事なんて忘れてしまうだろうし、そもそもツイッターなんていう場所に「礼儀」という言葉は無いだろうから、自由奔放になってしまいがちだ。

学齢では知らない事が多い。
また10代後半では社会経験も浅く、中にはまだ反抗期の者もいるだろう。
大人になり、新卒で入社する時の「ITリテラシー」と比べると、かなり未熟であるとも言える。であれば、尚のこと「禁ずる」という言葉ではなく、もっと具体的な表現で、バカッターについての理解を深める必要があるのではないだろうか。それこそ15万人の言論が一部の悪意あるツイッターに扇動され、汚染が拡大するとなれば、今着手しないととんでもない事態になるだろう。

「規約違反だから解雇」

という判断をするのが雇用主である企業だが、今のマクドナルドにはそれができない。何故なら年中人手不足だからだ。何を言いたいかと言うと、この問題の引導はもはや会社側にあるのではなく、従業員側にあるということだ。であれば禁じるばかりではなく、じっくりと教育をし、適切なチェック体制も確立しなければ、ゾンビ獲りがゾンビになりかねない。そしてこのまま勢力が拡大してしまうと、手の施しようが無くなることは理解に苦しまない。

消費期限切れ、品質問題、異物混入、そんな事よりもリスキーな問題が、今ここにある。
この小さな穴を放置すれば、いずれ船を沈没させる大きな穴に拡がっていく。

それにしても、驚きはここまで失礼千万で謝り一つしない企業だということだろう。
顧客に対する幾多の無礼は一般企業なら懲戒免職ものだ。社内調査無く、当然お咎め一つ無く、多くのコンプライアンス無視の言論を放置し続けるというのは如何なものだろうか。
名だたる一流企業として、ここまでコーポレートガバナンスが緩い企業を私は知らない。言い換えると、こんな事だから過去にも「一流企業」とは思えない不祥事を引き起こしたのかもしれない。
そう、今や本社は15万人のクルーに対して“uncontrollable”状態にある。

そういえば、先出の元店長は、私のことを本社のコンプラ窓口に通報するように、それを過激なお仲間に助長しているそうだが、そういう感覚もまた少しズレている。元従業員が現役従業員を囲い、個人攻撃を誘発する事は棚上げし、評論することを徹底的に叩き、それを通報しろというのは、見事に本質がずれている。まさに核心に迫らない経営の産物だろう。

かつての消費期限改竄事件の時のように、FC会社は従業員による問題発言の責任から、今後契約解除になるリスクを孕んでいる。もっとも、今回の当事者の人定は証拠保全上済んでいるが、直営店の従業員も含まれる。直営は営業権解除こそ無いだろうが、本国のブランドに泥を塗った罪は重い。
同社はもう少しステークホルダーとの向き合い方を再考した方がいいだろう。

今や企業とは、人の哲理を育む存在だ。金儲けよりも先に、「人」の内面に潜むモラルハザードをただ「伐採」するのではなく、仕組みを理解し、良心を育て、悪い行為と向き合わせる事。
それは子どもへの教育と同じ。駄目駄目ばかりでは反発し親の言うことを聞かなくなる。
他方でモラルと向き合い、考えることをさせると、本質を理解し間違う回数は減らす事ができる。

企業とは、従業員、人を育てる場所だ。

やりたい放題を放置するという教育もある事はあるが、それによりどう育つかは言うまでもない。

それにしても、JKを自称しているのに言ってることがおっさんのネカマ垢という、こんなぬいぐるみ爆弾さえも見抜けない。
マック垢で手当たりしだいフォローしてダークサイドと繋がってありとあらゆるプライベートを舐めまわされている事にも気付かない。
挙げ句の果ては、クルー同士繋がりたいのではなく、単なるナンパ目的の輩まで現れる始末。

よくもまあ無節操に見ず知らず、顔もネカマかも知れない相手を気軽にフォローし、自分の交友関係なりプライベートなりを公開するよなと思う。

何が言いたいかというと、人生なんて選択の繰り返しで、良くも悪くも人との「出会い」で決まる。どうしようもない人物と出会ったところで、良いインプットは生まれない。良いインプットが無ければ良いアウトプットも生まれない。

私の元には、良きサービス、店作りを求め、そういう向上心あるクルーが訪ねて来てくれるので、紹介したようなどうしようもない者は毛先ほど気にならない。

これからも気の向くままに、好きなだけ誹謗中傷されれば宜しいし、そういうものに快楽を覚えるならいくらでも連めば宜しい。

ただ、私やその仲間に危害を加えるのであれば、然るべき処置をしていくだけのことだ。

最後に。
客人をアンチと呼ぶクルーは、まさかこれが愛社精神だと思っているのだろうか?
そこを再考してほしい。

そして、こういう記事を書いてる今の私はとても悲しい。
本当はもっといい話を伝えたい。
楽しいね。
おいしいね。
今はそんな気持ちが欠乏している。

この記事の内容が気になる方はツイッターで「マック垢」を検索してみてほしい。様々な問題発言を目の当たりにできるだろう。

■2018年3月22日補足■

20180322A

言ってるそばからこんな具合だ。
ブログ記事を公開した翌朝に「コリラックマさん」からのフォローリクエスト。
この行為が示す意味について説明は不要だろう。

相当に執拗で捻くれている。
もはやマクドナルドに関わっていたという事を抜いても危険人物だ。

■2018年3月24日補足■

20180324A

どうだろう。これが素性だ。
至極「正常」な者ならこういったことはしないだろう。
まさか彼の言う「大人の対応」とは、日々執拗にフォロリクを入れる事なのだろうか。
偽垢にしても、しっかり令状を取り、証拠保全手続きをすればすべてバレる事を知らないのだろう。