まったく冴えないマクドナルドの2020年

2021年元旦。新しい年を迎え、昨年を振り返りたい。
2020年もまた過去の記事同様にプロモが冴えなかった。

  • 季間プロモを盛大に誇張してプロモ期間を躱す
  • 数件の新商品投入も既存食材使い回し
  • 大物タレントを起用しそれらを誤魔化す
  • こと広告代理店の押し売りである木村拓哉氏を起用した宣伝は評判が悪い
  • 全体として冷凍食品を温めたものだけ
  • そういう意味では商品開発は外部のサプライヤー頼み
こうして並べてみても冷凍食品を温めたり既存食材を組み替えただけの粗悪なプロモが目立つ


商品から来る厳しい意見は私の独り言ではない。顧客からも、働いているクルーからも噴出している。

  • そもそもカリブレ(試食)すらしない〈クルー〉
  • いつかやっているプロモなので興味が無い〈クルー〉
  • 売っていても単純平凡でつまらない〈クルー〉
  • サジェスト(おすすめ)したくない。美味しくないから〈クルー〉
  • 似たようなアイテムが増えて入れ間違いも増えた〈クルー〉
  • そもそも今はマクドナルドに行かない〈顧客〉
  • サービスが向上したとテレビで放送していたが実感は無い〈顧客〉
  • エグチしか食べない。プロモに興味は無い〈顧客〉

ここ数年このような「躱したプロモ」が当たり前となっているが、その最大要因がここにある。それは「顧客を見ず自分たちしか見ない」経営方針に切り替わったからだ。

Fun Place To Go はどこへ

かつてマクドナルドとは「FUN PLACE TO GO」「すべてを、お客様のために」というコーポレートスローガンの元に日々営業をしていた。それは原田泳幸代表の時代の話だ。しかし、サラ・カサノバ氏に経営権が移ると、今度は「POWER of ONE」へと変わる。これは客向きではなく、労働者側の「結束」を意味するものだった。

POWER of ONE以降、もはや顧客主義ではない

サラ・カサノバ氏率いる新経営体制で、多くの「マクドナルドの良き」は廃止された。

  • 半世紀に亘り日本オリジナルのタイトルとしてあったSTAR(お客様係)の廃止
  • ドナルドアピアランスの廃止
  • STAR廃止を受けてフロアサービスそのものの減少
  • おもてなしリーダー(GEL)を開始したものの店にそれをする余力は無く実質的に未稼働
  • ユニフォームが作業着化しアピアランスとモチベーションが著しく低下
  • ピープルビジネスと呼ばれる人材育成のメソッドは完全に崩壊

結果としてマクドナルドから笑顔が消えている。それは、レイバー(労働者)も、顧客もだ。
私が運営しているインスタグラム(通称テキスタグラム)では、まさにその「FUN PLACE TO GO」を知るクルーが訊ねてきてくれる。そして過去の「マクドナルドの良き」を今のクルー達に継承してくれる。今のマクドナルドは、ひたすらに拝金主義である。客の満足度なんてどうでもいい。金金金で、テーブルの汚れ、提供スピード、クオリティへのこだわり、そういう顧客本位は消え失せている。そう。そういう意味では衝撃的な発言を耳にした。

これが現実だ

もはや客を歓迎していないという声である。しかし、私はそれほど驚いていない。何故なら、私自身それを肌で感じているからだ。だからこのブログでも紹介してきた店に足を運ばなくなったというのはある。お金を払ってまで厭な思いになるなんて馬鹿らしいことだから。そしてこういう面でもそれは如実に見えてくる。

もはや飲食店であることを忘れている

これはある店の日常的な風景だ。資材(食材)の搬入と、廃棄物の搬出で店の前にこのような情景が醸し出される。ちなみにここは、テナントビルのメインの入口である。そもそもビルの入口にこうしてゴミ山を露出しているのもどうかと思うが、すぐ側の客席で、客はゴミ山を眺めながら食事をしなければならない。こういう感性そのものが「内向き」である証なのだ。私がもしこの作業を担当する者なら、せめて食事をしている客に見えないように工夫をするし、四六時中こればかりやるクルーを採用しているのはわかるが、客が不快に思わないように工夫をしろと店長として教育する。だってここは飲食店なのだから。

ちなみにこの店は、近隣住民に話を聞いても、良い話は何も無い。入れ忘れのオンパレード、不良接客の大量生産、試しにGoogleで口コミを検索してもひどい言われようだ。


もうじきパシフィコ横浜で年始の恒例行事キックオフミーティングが開催されるだろう。全国からマクドナルドのオーナー、店長、相応のタイトルの者が一斉に集う。そこでCEOは何を語るのか。相変わらず現実をしっかり直視せず、景気の良い、都合の良い、内輪が主人公のワッショイイベントとなるのだろうか。顧客はそんなものどうでもいい。店の実質的な繁栄、企業としての価値はそこには無い。昨年は「チャレンジ」だとトップメッセージを発したと聞く。しかしその中身とは、レイバーに対する「仕事の高積み」に過ぎない。そしてその後直営店の売却から端を発するリストラなど、随分と景気のいい話とは裏腹な泥臭いことを現場で繰り広げている。

現場は喜んで新機軸を受け容れていないようだ

あれやろう。これやろう。そのGOALとは何か。客の満足、多くの飲食店からマクドナルドを選んで頂く信頼感。これに尽きないのだろうか。入れ忘れを連発し、不良接客で嘲笑に晒され、クオリティの低さに驚き、そして二度と店に行かなくなる。ミクロが見えないからマクロでわからないこの現実。もうかりそめのポジティブメガネで物事を肯定的に捉えている場合ではない。

私個人の調査では、現経営首脳陣(サラ・カサノバ、日色保、下平篤雄)の従業員からの支持率は2割に届かない。そんなトップの元では、当然インナーホスピタリティは発現せず、日々不良店舗体験は量産され続けるのだ。やれスマイルだのハッピーだの、過去においてそのキーワードはマクドナルドの「常識」だったが、今は誰一人それ実感していない。一部のクルーがハイセールスを楽しいと感じているだけだ。心からスマイルになれること、ハッピーをおすそわけできること。今私が廻る店のおよそ7割はそれらを失っている。そしてその責任は現経営首脳陣にある。それを肝に銘じてほしい。

2021年。劇的な改善は見込まれないが、今後の動向に注目していきたい。

マクドナルドのバカッターから学ぶこと

宣誓。
マクドナルドが好きだから。
私は不本意な客を徹底的に貶します。

…という事なのだろうか?
下品で悪意に満ちたツイートをする事で悦びを感じているバカッターの数々をここに紹介しよう。
また本記事は当事者の名誉のために画像処理をさせてもらった。もっとも当事者がツイッターで公開的にしている事なので名誉が傷つけられるとは思わないが。

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「ハゲを中心に地球は回っているのか?(爆笑)
そうは思わないが、ハゲ発言は撤回してほしいものだ。
私はハゲではなくボウズであるし、仮にハゲだったとして、身体に関する批判は一人の人としてやるべきものではないだろう。
マクドナルドは客人に薄毛の者がやってくるとハゲと言うのだろうか。
まったくハゲ発言の豊田真由子元議員もビックリだ。
「変な宗教の教祖?()
何をもって教祖だとお感じになるのかは理解に苦しむところだが、仮にも宗教人だったとして、他人の信仰、宗派、それに準ずる点を批判する立場には無いだろうし、宗教の自由は日本国憲法で定められた国民の権利だという事は学校で習わなかったのだろうか。

客人(私)に対するマクドナルド従業員の意見がこれだ。
前回のこの記事にも書いているが、この者もマクドナルドの「マネージャー」のユニフォームを着用して、自身の身分を「あえて」明かしての物言いである。
こういうのを見聞すると、マクドナルドの人って顔で笑って、心の底ではこんな事をいつも考えて店先で客と向き合っているんだなと思ってしまう。
ハンバーガーショップの店長代理とはどれだけ偉いのだろうか。こうして社会を俯瞰した物言いができる事が驚きでしかない。

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「貴様はマクドナルドの従業員のお尻を見てるんだろ!」
という客人に対するマクドナルドクルーの発言。
ちなみにツイート内の「スター」とは職制を指し、赤い制服を着用したクルーの事だが、何故にスターのお尻に限定したのかは謎だ。
悪ノリが過ぎるが、こういう品性のカケラもないお子様には何を言っても仕方がない。
ちなみにこの者は、日々客人のツイートを逐一拾っては、スクリーンショットで本人に知られないよう画面引用で下品な言葉を駆使して貶すことで、己の言論に陶酔している。
正直、私はこのクルーに会った事も無ければ、店に行った事もない。つまり全く無接点なのだが、それでここまで他人批判できるのは、ある種の才能である。
現在、こういった「客への悪口」に従業員同士「反響し合う」というのがトレンドになりつつある。ツイートが寂しくて、結局他人批判をすれば反響があるところに楽しさを見出してしまうようだが、これは忌々しき事態だ。

私から言わせてもらえれば、マクドナルドの従業員が、部外者である者に対しこういう発言を平然としてしまうところに恥ずかしさを感じないのかということだ。自分はマクドナルドを代表してお気に召さない客人を皆(クルー)の代表として非難攻撃しているんだという気分なんだろうが、その使命感に燃える行為は、至極正常な感情の持ち主であれば、どれだけ歪み、常軌を逸しているかがわかるだろう。一部共感を得た仲間内からは褒め称えられるだろうが、そういう悪ふざけこそ、全国のクルーに迷惑をかけている事実、本質を理解できていない。
正直、仮に客が従業員の尻を見たからといって、何なんだろうと思うし、お尻を見ていたという勝手な妄想話で客人の信用を毀損するというのは、どこかこうサイコパスな印象を受ける。

この者は悪事がバレた瞬間にアカウントを削除(先のハイヒールのプロフ画像のアカウント)し、新たなアカウントを拵えて証拠隠滅を工作しているが、ツイッター社は過去のデーターも全て保存しているし、令状をとれば簡単に記録を取り寄せられる。それをもって、これから時間をかけてしっかりと求責していくことになるのだが、本人は「消せばバレない」程度にしか考えていないのだろう。

極め付けはこれ。

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あるマクドナルド元店長のアカウントと、先の者は繋がり、このような発言を公開している。
元店長については、ここで「名誉毀損」などと発言しているが、法律をしっかり解釈しているのだろうか。
因みに刑事告訴されるというならご自由になされば宜しい。刑事、検察官も馬鹿じゃない。事件になったとして、しっかりとした証拠調べをするし、この者たちの日々の発言、行為は全て「裏」をとられる。
そして事件は公開裁判でその証拠も明かされる。自分たちの事は調べられないと思ったら大きな間違いだ。

その「裏」について説明する。
こう常識人然としているが、実態には驚きを禁じ得ない。
実は私のフォロワーから、この元店長に関する「苦情」をいくつももらっている。
と言うより「この人大丈夫ですかね?」という確認だ。
ツイッターで苦情?と思われる方もいるだろうが、話を聞いてみると、なるほど納得がいく。

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これは私に届いた「元店長」からのツイッターへのフォローリクエストだ。
本人の名誉のためにここでは割愛するが、ある性格に恐怖を感じて、私は彼のツイッターをブロックしていた。
常識のある者なら、ブロックされたことを知っていたなら、あえてフォローリクエストはしないだろう。嫌われているのが目に見えている。
しかし元店長はそうではなかった。嫌われているのにフォローリクエストを、社会人なら忙しい朝の6時からしてくるという。
そして、私のもとに届く「苦情」とは、まさにそれだった。
※コリラックマさんについては「あえて」画像処理をしていないが、その理由はご想像にお任せする
「気持ち悪くてブロックしたらフォロリクが来るようになったので怖い」

一人二人の話なら、看過ごされるかもしれないが、かなりの数そういう問い合わせがあると、さすがに疑念を抱かざるを得ない。
その元店長のツイッターアカウントは、元々は過疎状態にあり、ほとんど機能していなかった。しかし、私のフォロワーとなり、その後ありとあらゆる私のアカウントをフォローした。そこで何をしていたかだいたいの察しはついている。
現在、元店長のフォローは数千件にまで膨らんだ。そしてそのほとんどが「マクドナルドクルー」であり、そのフォロー獲得のためにはブロックしていようが、お構い無しのアタックというのには、ある種特別な執拗さを禁じ得ない。
元店長については、現在違う商売を営んでいる。しかし、退職しても尚変わらないマクドナルドへの愛社精神か、何かこう狂騒的になっている印象を受ける。そしてそれが意味するものとは何だろうか。
私なら元従業員として過去に勤めていた会社の従業員のツイッターアカウントを執拗に探し、朝の6時から、しかもブロックされてる相手に対してフォローリクエストする事は、まず無い。
因みに、紹介した画像は全て、この者たちをマクドナルド関係者(或いは元関係者)として良く思わない方々からの情報提供である。即ち常識人然としているが、こういうところが社会通念上全く認められていないことを意味している。

元店長については他にも様々な情報が私の元に届いているが、そこはせめてもの慈悲心で割愛する。

マクドナルドという会社のいちばんの売りとは、「人」である。ピープルビジネスと言われるほど素晴らしい人材育成の風土があり、他の飲食には見つけることができない「いい顔」が揃い、それが同社を支える最大の武器だった。
今はどうだろうか。
マクドナルドという大きな樹の下にいると、世の中を俯瞰し、ここまで客を見下すようになるのだろうか。よく出るフレーズに「アンチ」とあるが、それがどこを指すのか私には分からない。まさか酷い品質の画像を見たときに、それが正しいと思い込んでいるのだろうか?
質を高める向上心の前に、意見する事に不快感を露わにし、揚げ足取りの言論に悦びを見出すという。
ピープルビジネスはとうとうここまで堕ちた。

そして先のケースの執拗かつ陰湿なバカッターの存在に、私のフォロワーが怖がってしまった。それでは本末転倒なので、私がツイッターを辞める事で事態の収拾を図った。

マクドナルド的な〇〇というひとつのアイコンは、今まで多くの従業員から愛されてきた。それは売り手側ではなかなか分からない事を聞けるからと、多くの方々に感想を頂戴している。マクドナルドでは感想や意見のことを「フィードバック」と言うが、多くの従業員は私の臨店にフィードバックを求め、商品、接遇、店作り、コンクールのヒントなどを貪欲に求めてくれる。
人間だから、中には本件のように「雑味」に感じるだけの者もいる。私だってネットを見るときには、情報の取捨選択はする。しかし問題は「見たくもないものをわざわざ見て難癖をつける」という精神だろう。それこそ「マクドナルドが嫌いなのに店に行き一挙手一投足に難癖をつける」というクレーマー然とした行為ではなかろうか。
バカッターとは、つまるところ他人批判でアンチ呼ばわりしているが、実は自身がアンチなのである。

今やどんな会社にも「SNSガイド」がある。
「会社の方針によるものか」
「良心によるものか」
「顧客が見たらどう思うか」
ことUSBメモリーやノートパソコンに機密文書を保存し、それを外出先に忘れてきたなどという、会社として「致命的」なトラブルを防ぐ事を重要視している背景もあるが、ことSNSについては、裏の顔として、その企業に属する会社員の「素性」を示すリスキーさを孕んでいる。
現職のクルー、元店長、そういう肩書を示すのは、つまりその企業の姿勢であると思われる事は間違いない。

  • 販売成績を漏らす
  • 店にクレームを言ってきた客を貶す
  • 客をスクショで貶す
  • 次の商品の情報を漏らす
  • デリバリー端末の画面を晒し客の自宅の住所を漏らし逆クレームを吐く
  • 店の仲間を顔写真入りで侮辱し晒す
  • 執拗にフォローリクエストをし恐怖感を与える

これらの行為が果たして「良心によるもの」と言えるのだろうか。

しかしこうも荒れてしまうマクドナルドクルーの言論については、私なりの解釈がある。
多くの企業が製作する「SNSガイド」だが、ただ「書き込み禁止」という言葉に帰結していない。その中身は「猿でもわかる」ようになっている。実例をもって、結果的にここまで大きな問題になるという点までマンガのように説明している。中にはイントラで動画を見てテストをする企業もある。
同社では、入職時に「SNSに関する規約書」にサインをさせるそうだが、それではおそらく「理解」できていないのかもしれない。
考えてみれば、バイトクルーは学生や未成年がほとんどだから、小難しい規約書の事なんて忘れてしまうだろうし、そもそもツイッターなんていう場所に「礼儀」という言葉は無いだろうから、自由奔放になってしまいがちだ。

学齢では知らない事が多い。
また10代後半では社会経験も浅く、中にはまだ反抗期の者もいるだろう。
大人になり、新卒で入社する時の「ITリテラシー」と比べると、かなり未熟であるとも言える。であれば、尚のこと「禁ずる」という言葉ではなく、もっと具体的な表現で、バカッターについての理解を深める必要があるのではないだろうか。それこそ15万人の言論が一部の悪意あるツイッターに扇動され、汚染が拡大するとなれば、今着手しないととんでもない事態になるだろう。

「規約違反だから解雇」

という判断をするのが雇用主である企業だが、今のマクドナルドにはそれができない。何故なら年中人手不足だからだ。何を言いたいかと言うと、この問題の引導はもはや会社側にあるのではなく、従業員側にあるということだ。であれば禁じるばかりではなく、じっくりと教育をし、適切なチェック体制も確立しなければ、ゾンビ獲りがゾンビになりかねない。そしてこのまま勢力が拡大してしまうと、手の施しようが無くなることは理解に苦しまない。

消費期限切れ、品質問題、異物混入、そんな事よりもリスキーな問題が、今ここにある。
この小さな穴を放置すれば、いずれ船を沈没させる大きな穴に拡がっていく。

それにしても、驚きはここまで失礼千万で謝り一つしない企業だということだろう。
顧客に対する幾多の無礼は一般企業なら懲戒免職ものだ。社内調査無く、当然お咎め一つ無く、多くのコンプライアンス無視の言論を放置し続けるというのは如何なものだろうか。
名だたる一流企業として、ここまでコーポレートガバナンスが緩い企業を私は知らない。言い換えると、こんな事だから過去にも「一流企業」とは思えない不祥事を引き起こしたのかもしれない。
そう、今や本社は15万人のクルーに対して“uncontrollable”状態にある。

そういえば、先出の元店長は、私のことを本社のコンプラ窓口に通報するように、それを過激なお仲間に助長しているそうだが、そういう感覚もまた少しズレている。元従業員が現役従業員を囲い、個人攻撃を誘発する事は棚上げし、評論することを徹底的に叩き、それを通報しろというのは、見事に本質がずれている。まさに核心に迫らない経営の産物だろう。

かつての消費期限改竄事件の時のように、FC会社は従業員による問題発言の責任から、今後契約解除になるリスクを孕んでいる。もっとも、今回の当事者の人定は証拠保全上済んでいるが、直営店の従業員も含まれる。直営は営業権解除こそ無いだろうが、本国のブランドに泥を塗った罪は重い。
同社はもう少しステークホルダーとの向き合い方を再考した方がいいだろう。

今や企業とは、人の哲理を育む存在だ。金儲けよりも先に、「人」の内面に潜むモラルハザードをただ「伐採」するのではなく、仕組みを理解し、良心を育て、悪い行為と向き合わせる事。
それは子どもへの教育と同じ。駄目駄目ばかりでは反発し親の言うことを聞かなくなる。
他方でモラルと向き合い、考えることをさせると、本質を理解し間違う回数は減らす事ができる。

企業とは、従業員、人を育てる場所だ。

やりたい放題を放置するという教育もある事はあるが、それによりどう育つかは言うまでもない。

それにしても、JKを自称しているのに言ってることがおっさんのネカマ垢という、こんなぬいぐるみ爆弾さえも見抜けない。
マック垢で手当たりしだいフォローしてダークサイドと繋がってありとあらゆるプライベートを舐めまわされている事にも気付かない。
挙げ句の果ては、クルー同士繋がりたいのではなく、単なるナンパ目的の輩まで現れる始末。

よくもまあ無節操に見ず知らず、顔もネカマかも知れない相手を気軽にフォローし、自分の交友関係なりプライベートなりを公開するよなと思う。

何が言いたいかというと、人生なんて選択の繰り返しで、良くも悪くも人との「出会い」で決まる。どうしようもない人物と出会ったところで、良いインプットは生まれない。良いインプットが無ければ良いアウトプットも生まれない。

私の元には、良きサービス、店作りを求め、そういう向上心あるクルーが訪ねて来てくれるので、紹介したようなどうしようもない者は毛先ほど気にならない。

これからも気の向くままに、好きなだけ誹謗中傷されれば宜しいし、そういうものに快楽を覚えるならいくらでも連めば宜しい。

ただ、私やその仲間に危害を加えるのであれば、然るべき処置をしていくだけのことだ。

最後に。
客人をアンチと呼ぶクルーは、まさかこれが愛社精神だと思っているのだろうか?
そこを再考してほしい。

そして、こういう記事を書いてる今の私はとても悲しい。
本当はもっといい話を伝えたい。
楽しいね。
おいしいね。
今はそんな気持ちが欠乏している。

この記事の内容が気になる方はツイッターで「マック垢」を検索してみてほしい。様々な問題発言を目の当たりにできるだろう。

■2018年3月22日補足■

20180322A

言ってるそばからこんな具合だ。
ブログ記事を公開した翌朝に「コリラックマさん」からのフォローリクエスト。
この行為が示す意味について説明は不要だろう。

相当に執拗で捻くれている。
もはやマクドナルドに関わっていたという事を抜いても危険人物だ。

■2018年3月24日補足■

20180324A

どうだろう。これが素性だ。
至極「正常」な者ならこういったことはしないだろう。
まさか彼の言う「大人の対応」とは、日々執拗にフォロリクを入れる事なのだろうか。
偽垢にしても、しっかり令状を取り、証拠保全手続きをすればすべてバレる事を知らないのだろう。

マクドナルドの過去最高益を支えるもの

今日は今最も気になっている事を書く。
まず、このグラフを見てほしい。

20180218a

かなり大雑把だが、創業当時から今に至るまで、増えたり減ったりした「業務」を視える化してみた。
すると、去年の今頃にやってないものがどんどん増えている事がよくわかる。
飲食業界において、ここまで「新要素」を積み上げるスピードが早い企業を私は知らない。
そしてその量は、ここ数年で倍速的に増えている。

さて、どうしてこうなると思われるだろうか。
それは、マクドナルドの経営自体がそうさせると私は思う。
マンパワーをMax100として、100の状態で赤字に転落する。
すると、より新しいことをしなければならず、Maxを100から200に変更する。
ところが商品やサービスの数を増やすが、肝心な人の数は増やしていない(増やせない)。
そんな状態でも、再び赤字になる。
今度はMax200を300にする。
この繰り返しだ。
一般的には「労使交渉」でもって、使用者(会社)側と、被使用者(労働者)が仕事の量と賃金を調整しながらMaxを基準化していくのだが、マクドナルドにおいてはそれが無い。
あれやりましょう。
これやりましょう。
トップダウン方式でどんどん店のやる事を増やしていく。

そしてそれらはグラフが示す通り、減ることが(ほとんど)ない。
つまり雪だるま方式に仕事は増え続ける。

同社は「名ばかり管理職」などの問題で巷の話題になったことがある。
裁判所の判断では、実質的に管理職とは言えないというものだった。
そして、サービス残業の類はいまだに無くならない。

それは当たり前のことで、Max値が上がれば上がるほど、帳簿上の「労働時間」を「そのまま」記録すると、いろいろ問題があるからだ。
私の知るところでは、「タイムカードを打ってからやること」がそれなりに存在するという話を多く聞く。

サービスの多様化は、市場からの、顧客からの要求と経営は言うかもしれない。
しかし、本当にそうなのだろうか。
何度も唱えてきたが、マクドナルドが本来あるべき姿とは、今ある姿なのだろうかというところに着目していないような気がする。
「早くて、安くて、おいしい商品を提供する」
ここに米国企業の強いこだわりがあり、成長を遅らせた事が最大の要因ではないかと私は分析する。
顧客の指向性とは違う「こだわり」に固執した事で、「小さじ一杯」の商品、サービスの変更を「バケツ一杯」ほど変えなければ損失を補填できなくなり、荒療治を繰り返した結果だと思う。
そのバケツ一杯は、大きなタンクになり、終いにはプールサイズなってしまった。

藤田田前社長がマクドナルドを日本に持ってきた頃は、マクドナルド、いや、ハンバーガーそのものが珍しく、それは食べ物として、調理法として、食べ方として、ライフスタイルに革新を与える存在であり、Max100でいけたと思う。

20180218b

しかし、そのベースとなる「早さ・安さ・それを補う簡素さ」が半世紀近く手入れされず、またそれを軸とした設備投資の結果、新商品も「型破り」ができなくなり、顧客が飽きだした。
商品力ではないところで強い支えが必要になり、Maxを引き上げ、必死にならなければならなくなった…という事ではないだろうか。
今の時点で営業利益は上がっているが、私の思うところでは「売り方(マーケティング)頼り」でたまたま好調であり、いずれそれは使い古され、顧客が飽き始めるネックポイントがやってくる。

2018年の時点で、Maxはどの程度だろう。
過日のテレビ番組で報じていたが、”POWER of ONEダンス”を踊る事が同社の「モチベーションアップの『仕掛け』」なんだという。

20180218c

テンションを上げて、より高効率で働くには良いかもしれないが、レイバーは刻々とMaxがUpしている現実に気づいているのだろうか。

過去最高益を樹立

これだけ聞けば素晴らしい功績だ。
もちろん足し算の経営に負けない労働の結晶であり、その努力の賜物だろう。
しかし、冷静に考えてみてほしい。
背伸びして、踏ん張って、寝る時間を惜しみ、Max300でやってきたこの「レコード」は、また新しい「基準点」を作ってしまった。
つまり、過去最高益を少しでも下回ると「前年度比」という物差しがあてられ、そこに新しいMax400の線が引かれるだろう。

1時間にドライブスルーに100台の車を受け容れる目標があると聞く。
しかしそれは、少しでも経営に陰りができると、150台の受け容れを要求されることになる。
キャッシュを追い求めるには、もう効率という方法しかない。

長きにわたり、ピープルビジネスという最高のメソッドを育て、弱音を吐かない労働者の育成に心血を注いできたマクドナルド。
これからも減る事がないタスクを、果たして「やる気」だけでこなしていけるのだろうか。
今や「ネガティブは連鎖する」というハンバーガー大学の教えとは、何かこう違う意味合いを持つものになったような気がする。

数字は経営の正義だが、個人的な考えを言わせてもらうと、労働に「無理」は禁物だ。
人が育つ前にスピンアウトしてしまうし、何より毎日「楽しく」仕事ができない。
楽しくないと心が毛羽立ちはじめ、接客や品質に恒常的な欠陥が起こりだす。
そうなるとクレームとの戦いだ。誰もハッピーにはならない。
Maxを上げることは、基本やるべきではない。
何かをするなら、何かをやめる。
スマホと同じで多くのアプリを起動すれば、動作は重くなり、バッテリーは浪費し、何より不安定になり再起動してしまう。
人の良さに寄りかかるのではなく、人に寄り添う優しさがいちばん必要な「改革」ではないかと思う。

私は労働は人生そのものだと思っている。
この会社で働いて幸せですと言えるだけの満足度が無ければ、顧客も幸せにはなれない。
これはどんな企業にも同じ事が言える。

今、クルーの心はとても毛羽立っている。
そこにやり場のない思いがある。
果たして今必要なのは、モチベーションアップの「仕掛け」なのだろうか?

クルーの荒れようについては後日記事を書く。